
【連載・第1回】「義務教育は無償」のはずが…給食費5万円、PTA会費1万円 保護者にのしかかる“隠れ”教育費とは?(全5回)

チーフディレクター 栁澤 靖明

チーフアナリスト 福嶋 尚子
来年度に新入学を迎える児童のランドセル販売が活況を帯びてきた。
「義務教育は、これを無償とする」
日本国憲法にはこう記されているが、実際、ひとりの子どもを公立小中学校に9年間通わせた際の保護者負担は数十万円に上る。
「隠れ教育費」とも呼ばれる、この“見えない支出”について、保護者が声をあげれば「子どもにかかるお金は親が払うのが当然」という言葉が飛んでくる。たとえ生活が苦しかったとしても、払わないような人がいれば批判を浴びることになるだろう。
しかし、「隠れ教育費」を支払うことは、本当に誰もが納得している事象なのか――。
この連載では、本来無償であるはずの義務教育において、実質的に保護者が負担している支出の実態に迫る。第1回では、具体的に保護者が何を“買わされている”のかを見ていく。(全5回)
※この記事は栁澤靖明氏・福嶋尚子氏による書籍『隠れ教育費 公立小中学校でかかるお金を徹底検証』(太郎次郎社エディタス)より一部抜粋・構成。
引用元:弁護士JPニュース(2025年6月22日)|「義務教育は無償」のはずが…給食費5万円、PTA会費1万円 保護者にのしかかる“隠れ”教育費とは?
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