【最新・第47回】広報してくれないところもあるの?──就学援助⑥|保護者の疑問にヤナギサワ事務主査が答えます。

コラム

コラム

制服は「セーフティネット」になっているか

給食は、学校に通う子どもたちにとって「食のセーフティネット」になっている、という考え方がある。学校関係者ならすぐに思い至るだろう。午前をずっと授業に集中できずにいる子、長期休暇明けにガリガリにやせ細って登校してくる子、給食が1日で唯一の栄養...
コラム

青森市、学校給食費無償へ【後編】──給食費をめぐる制度を分かつもの

嬉しいニュースが飛び込んできた。青森市で小・中学校における給食費無償が10月から開始とのこと。実現すれば、全国の中核市で初の取組となる。  私は昨年10月に、学校給食の無料化を目指す青森市民の会より講演を依頼を受け、オンラインで90分ほどの...
コラム

青森市、学校給食費無償へ【前編】──近年の学校給食費無償化自治体とその先に求めること

いよいよ、中核市でも学校給食費の無償化が始まってきた。記事によれば、「無償化には年間およそ10億円の費用が必要で、小学生は1人当たり年間5万2,000円、中学生は1人当たり、年間およそ6万円、保護者の負担が軽減される」とのことで、「青森市は...
コラム

2022年夏・参院選における「隠れ教育費」をめぐる政策

6月22日公示、7月10日投票の2022年参議院議員総選挙に向けて、各党の公約・政策が明らかになった。このコラムでは、自由民主党、公明党、日本維新の会、立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組の各党の政策の中でも、小・中...
コラム

「PTAからの寄付」──安易な受け入れが「隠れ教育費」を深刻化させる──

「さいたま市立小中学校・特別支援学校がPTAから寄付を受けた物品」その総額は「1億円超」──「市教委によると、19年度は印刷機や大型扇風機、体育館暗幕、発電機、給食用食器などの寄付を受け、合計額は計約6200万円」──隠れ教育費、その真骨頂...
コラム

学校部活動の物的条件を支える教員の自腹問題

学校部活動が地域移行へ  積年の大問題、中学校における部活動が、ついに「地域移行」へと舵を切った。今月6日に出された「運動部活動の地域移行に関する検討会議提言」(スポーツ庁・運動部活動の地域移行に関する検討会議)はまずは2023年度から3年...
コラム

教育実習生へのメッセージ!実習先で見るべきポイント・気を付けるべきポイント 

これからのシーズン、多くの教育実習生が全国の学校に実習に向かうことでしょう。そこで、「隠れ教育費」研究室より、実習中に見るべきポイント、気を付けるべきポイントをお知らせします。おそらくほとんど全国の大学で、「こうしたポイントについてはあまり...
コラム

「入学式に制服が届かない」騒動から見る制服供給の脆弱性

新年度早々、服が届かない、給食が開始できない(大阪府東大阪市、沖縄県粟国村・渡名喜村、毎日新聞・2022年4月8日)、給食費や教材単価が値上げする(朝日新聞・2022年4月10日)などのニュースが次々に舞い込んだ。その陰には、教育公務員の雇...
コラム

【緊急提案】通学かばん・ランドセルの無償配布は自由化とセットで

山口県防府市は、2023年春に小学校入学する全1年生に対して、軽くてコンパクトな通学用のかばんを支給することとした。市長が「少子化の中で子どもを増やすことも大切だが、何より生まれた子どもに健康に育ってほしい」と述べている通り、家庭の経済的負...
コラム

 「学校徴収金等取扱マニュアル(試行版)」(高松市教育委員会)を読んで──【後編】

この記事は、コラム| 「学校徴収金等取扱マニュアル(試行版)」(高松市教育委員会)を読んで──【前編】の続編です。まだ前編を読んでいない方は、こちらもあわせてお読みください。 ◼️「学校徴収金等取扱マニュアル(試行版)」(高松市教育委員会)...
タイトルとURLをコピーしました