【最新・第40回】補助教材費も無償にできるの?|保護者の疑問にヤナギサワ事務主査が答えます。

【新春企画】2022年「隠れ教育費」研究室 記事PVランキング発表

 新年あけましておめでとうございます。
 いつも「隠れ教育費」研究室を見てくださり本当にありがとうございます。
 2023年がついに始まりました。「隠れ教育費」研究室に初めて記事を掲載したのは2022年2月2日。そこから約11ヶ月の間にコラムや活動報告など、66本の記事を掲載し、多くの方々の閲覧と反響をいただきました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

 さて、今回は趣向を少し変えた記事となっております。2022年の振り返りも兼ねて、66本の記事の中から皆様が関心を持っていただいた記事を調査し、それをランキング形式で発表していきます。気軽にお読みいただき皆様に楽しんでいただけたら幸いです。それではどうぞ。

2022年「隠れ教育費」研究室 記事PVランキング

 今回のランキングは2022年12月31日までに閲覧された総閲覧数(総PV数)で順位をつけています。
 改めて読んでみたい!と思えるようなランキングになれば嬉しいです。

【第10位】制服のサブスク導入で制服問題は解決するか(総PV数:811)

 2022年「隠れ教育費」研究室 記事PVランキング 第10位制服のサブスク導入で制服問題は解決するかでした。この記事は埼玉県公立高校での制服改革の実例から制服のサブスク導入の可能性について考えた記事となっています。「隠れ教育費」研究室で初めて制服を取り上げた記事が第10位にランクインしました。

【第9位】「公費と私費の区分を明確化 高松市教委がマニュアル」の経緯(総PV数:813)

 10位と2PV差で第9位にランクインしたのは「公費と私費の区分を明確化 高松市教委がマニュアル」の経緯でした。この記事は高松市教育委員会が公費と私費の区分を明確化するために「学校徴収金等取扱マニュアル(試行版)」を策定したことの経緯について分析した記事となっており、香川県高松市の公式ホームページに掲載されている「学校教育法を踏まえた予算編成と学校教育における公費私費の区分基準表の制定について」という提言から経緯を読み解いています。公費・私費といった「隠れ教育費」研究室にとって中心となる話題の記事が第9位となりました。

【第8位】青森市、学校給食費無償へ【後編】──給食費をめぐる制度を分かつもの(総PV数:854)

 第8位青森市、学校給食費無償へ【後編】──給食費をめぐる制度を分かつものでした。この記事は青森市で小・中学校における給食無償化が2022年10月から開始という嬉しいニュースを題材に書いた前後編のコラムの【後編】となります。この記事の中で「子どもの食の権利を保障する」という理念の大切さを提示したことで、多くの反響を生んだ記事が第8位となりました。

【第7位】「学校徴収金等取扱マニュアル(試行版)」(高松市教育委員会)を読んで──【前編】 (総PV数:1,187)

 第7位にランクインしたのは第9位の「公費と私費の区分を明確化 高松市教委がマニュアル」の経緯の続編となる「学校徴収金等取扱マニュアル(試行版)」(高松市教育委員会)を読んで──【前編】でした。この記事は全17ページとなるマニュアルを読み解き、その内容や要点をわかりやすく伝えいます。マニュアルの特徴の1つである「PTA等から支援を受けることが可能な経費」についての詳細が書かれている【後編】につながる記事が1,000PV超えで第7位となりました。

【第6位】保護者の疑問にヤナギサワ事務主査が答えます。(総PV数:1,197)

 第6位にランクインしたのは、WEBマガジン[Edit-us]にて掲載されている大人気シリーズである保護者の疑問にヤナギサワ事務主査が答えます。の紹介記事です。2022年12月までに24回のコラムを掲載しており、それらの記事をまとめた紹介ページを毎月アップデートしています。「隠れ教育費」研究室を見てくださる皆様も関心の高い紹介記事が第6位となりました。

【第5位】学校部活動の物的条件を支える教員の自腹問題(総PV数:1,512)

 第5位は、「隠れ教育費」研究室で初めて教員の自腹問題を取り扱った学校部活動の物的条件を支える教員の自腹問題がランクインしました。中学校における部活動の「地域移行」への流れが加速する中で、教員の自腹が部活動を支えてきた事実を明確にし、地域移行への課題点を取り上げた記事に多くの関心が集まりこの記事が第5位となりました。

【第4位】「PTAからの寄付」──安易な受け入れが「隠れ教育費」を深刻化させる──(総PV数:1,528)

 第4位は、こちらも「隠れ教育費」研究室で初めてPTAを取り扱った「PTAからの寄付」──安易な受け入れが「隠れ教育費」を深刻化させる──がランクイン。PTAを経由して物品等を受け取ることにより私費負担が見づらくなる(=「隠れ教育費」)ことを詳しく説明し、PTAからの寄付による問題点やこれまでの在り方を明確にしたコラムが第4位となりました。


 いよいよ2022年「隠れ教育費」研究室 記事PVランキングベスト3となりました。ベスト3からはついに総PV数2,000越えです。いったいどの記事がランクインしているのでしょうか?続きもお楽しみください。


【第3位】青森市、学校給食費無償へ【前編】──近年の学校給食費無償化自治体とその先に求めること(総PV数:2,071)

 第3位にランクインしたのは、第8位の青森市、学校給食費無償へ【後編】──給食費をめぐる制度を分かつものの【前編】である青森市、学校給食費無償へ【前編】──近年の学校給食費無償化自治体とその先に求めることでした。この記事では、各自治体の学校給食無償化の事例をあげ、自治体の規模と無償化に相関性がないことを示した上で、無償化の実現可能性まで言及した記事となっています。「隠れ教育費」研究室の中でも関心の高い学校給食無償化を取り扱った記事が第3位となりました。

【第2位】【緊急提案】通学かばん・ランドセルの無償配布は自由化とセットで(総PV数:2,640)

 第2位は、学校に通うために毎日使用する通学かばん・ランドセルを取り扱った【緊急提案】通学かばん・ランドセルの無償配布は自由化とセットででした。山口県防府市では、2023年春に小学校入学する全1年生に対して、軽くてコンパクトな通学用のかばんを支給することとしており、約3ヶ月後には実施されます。家庭の経済的負担だけでなく、ランドセル症候群と呼ばれる心身の不調にも踏み込み今後のあり方について提案を行った記事が第2位となりました。

【第1位】教育実習生へのメッセージ!実習先で見るべきポイント・気を付けるべきポイント (総PV数:2,906)

 そして栄えある第1位は、全国の教育実習生の関心を集め総PV数3,000に届く勢いのあった教育実習生へのメッセージ!実習先で見るべきポイント・気を付けるべきポイントとなりました。この記事は「隠れ教育費」研究室から教育実習生に対するメッセージとなっており、2023年度に教育実習に向かう学生たちにとってもとても勉強になる内容となっています。また社会人にもぜひ読んでほしい記事の1つです。これから未来の学校を作っていく学生たちの学びになる記事が堂々の1位となりました。


 いかがだったでしょうか?僕自身もランキングを作成しながら懐かしい気持ちやまた読みたいという記事がたくさんありました。皆様にとっても関心が持てるような内容になっていたらとても嬉しいです。
 2023年も「隠れ教育費」についての問題を取り上げ続け、研究室としても様々な提案や取り組みを行ってまいります。皆様からの反響がとても励みになります。どうぞ今後ともよろしくお願いします。

上間(うえま)

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